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生態系
生物と環境がつくる相互依存のシステムと、その均衡
この概念を学べるレッスン
- 生態系というシステム地球のしくみ・約3分
この概念で読むニュース6件
2026年8月2日定番の型
夜の街灯が、海の中の生きものを変えていた——「影響」を読むときの時間の落とし穴
北海道大学の研究チームが、夜間の人工照明が海の付着生物群集(岩などに固着して動けない生きものの集まり)を 変えることを24週間の野外実験で確かめた。街灯ほどの明るさでも影響が出た。しかもその影響は一定ではなく、 実験初期は生物量が増えて多様性が下がり、中期には逆転した。成果はMarine Pollution Bulletin誌に掲載された。
2026年7月29日定番の型
植物の毒が、微生物のごちそうに——ニコチンが土の中でしていた仕事
北海道大学・理化学研究所・京都大学は7月27日、タバコが作る毒性成分「ニコチン」が、根のまわり (根圏)の微生物のはたらきに関わっていると発表した。ニコチンを分解して栄養源にできる細菌 アルスロバクターが、根圏で競合上の優位を得ていた。ニコチンは昆虫には強い毒だが、多くの根圏 微生物の増殖は抑えず、地上と地下で違う役割を果たしていた。成果は学術誌 Microbiome に掲載。
2026年7月28日定番の型
CO2が急に増えた「犯人」は、排出増ではなかった——弱った自然のブレーキ
国立環境研究所は7月22日、温室効果ガス観測衛星「いぶき」(GOSAT)のデータから、 2023〜2024年の大気CO2濃度の大幅な上昇は、化石燃料の排出増ではなく、 陸の生態系が吸収するCO2が減ったことが主因だと発表した。追加で大気に残ったCO2は 熱帯から22.2億トン、北半球中高緯度から8.4億トン(炭素換算)。気温上昇が吸収を弱めた。
2026年7月18日定番の型
サバの不漁、犯人は「黒潮の大蛇行」——海流から魚までを一本の線で読む
東京大学の研究チームが、日本南岸を流れる暖流・黒潮の「大蛇行」が、マサバの成長と生き残りを 低下させていた仕組みを解明した。マサバの成長と回遊を再現する計算モデルを使い、大蛇行が続いた 2018〜2024年に、餌のプランクトンの供給が減って0歳魚に不利な状況が生じたことを示した。
2026年7月14日定番の型
熊本で世界の自然会議が開幕——『みんなの財産』ほど、なぜ守られないのか
「グローバル・ネイチャーポジティブサミット2026」が7月14〜15日、熊本城ホールで開かれた。 2022年に196か国が合意した生物多様性の世界枠組(GBF)の実装を早めるのが狙い。 国だけでなく企業・金融・自治体を当事者として巻き込み、10月のCOP17へ成果を発信する。
2026年7月12日
絶滅危惧のニホンザリガニ、747地点の9割超で確認——『珍しさ』は誰が作ったのか
北海道大学などの研究グループが、北海道新幹線の環境アセスメント調査データを解析した。 約200kmにわたる747地点の9割超で、絶滅危惧種のニホンザリガニを確認したという。 開発のために集めた調査データが、この生き物の本来の分布を描き直した。